考え方が変わるとモテルようになる
出会い系で知り合った女性にモテルようになった原因の一つは、二年前にかかった不安神経症体験であろう。
小さなモヤモヤが夕立雲のように膨れ上がり、不安となって襲いかかってくる。
生まれて初めて味わう神経症に心底打ちのめされた僕は、般若心経を読んだり人生訓のようなものを熟読したが、救いを得られなかった。
精神の地獄を体験した僕を救ってくれたのは、あるがままに物事や感情を受けとめて為すべきことを為していくことで症状を軽減していく心理学療法を学んだことだった。
あるがままの精神とは、つまり自然体で生きていくことである。
背伸びをしたり見栄を張ったり肩肘張ったりすることを放棄して、ありのままの自分を隠さずに生きていく。
人間は闘いつづけるかぎり、いつかポキリと折れてしまう。
僕は森田療法で、ありのままの姿をさらけ出すことが長丁場の人生を生きていく上でもっとも大切なことだと知った。
そんなことを知ると、生きることがとても楽になる。
それまで出会い系に行けば、彼女たちの前でつい、いい格好を見せていた自分が、このときを境にどうでもよくなった。
男なら一度や三度はあるはずだが、出会い系に行って肝心の物が役立たずになることがある。
男は常に体面を重んじる生き物なので、こんなときはどうもばつが悪くなるものだ。
僕も時々こんな場合があるが、例のあるがままの精神で、立たなかったらそれでいいじやないかという気持ちで、彼女たちと接するようになった。
とにかく出会い系で知り合った女性の前で気取ることをいっさい放棄したのだ。放棄したら、どうなったか。
彼女たちと同じ視線でいられるようになったためか、以前よりも深い会話が交わせるようになったのである。
神経症になると、生きていく上で自分だけではどうにもならないことを悟る。
すると相手に対して少しだけ前よりもやさしくなれる。
出会い系で知り合った女性に対しても然りである。
神経症経験と心理学療法を知ったおかげで、僕は人間のこころの痛みを少しだけわかる要になり、出会い系サイトランキングで上位の出会い系でモテモテの男になった。
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